「進めさせていただきます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換え

「進めさせていただきます」とは?

「進めさせていただきます」とは、自分が何かを進めることを許可してもらったり、任されたりした際に、謙虚な敬意を込めて述べる表現です。直訳すると、「I will proceed with it」となります。

この表現は、自分が責任を持ち、進行や進捗を管理・推進することが期待される業務やプロジェクトに関して、上司や関係者から許可や指示を受けた際に使用されます。相手に対して感謝の気持ちを示しつつ、自分の責任感と取り組む姿勢を表現するために使われます。

ビジネスの場面では、プロジェクトの推進やタスクの進行に関する連絡や報告などで使用されることがあります。自分が指示や許可を受け、責任を持って進行することを相手に伝える際に、丁寧な表現として用いられます。

注意点としては、自分が実際に進捗や業務を遂行する責任を持つことが前提となります。また、相手に対して信頼を示すためにも、約束や期待通りに進める努力が求められます。

「進めさせていただきます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「進めさせていただきます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点について説明します。

使い方や使われ方の例

上司への報告や依頼

上司から指示や依頼を受けた際に、「進めさせていただきます」と述べて自分が責任を持って進捗や業務を進める意志を表現します。
例:「プロジェクトの進捗について、ご指示いただいた内容に基づいて進めさせていただきます。」

チームメンバーへの連絡

自分がチームのリーダーまたは責任者であり、業務の進行やタスクの割り当てを伝える際に、「進めさせていただきます」と述べて自分の責任で進捗を管理することを示します。
例:「新プロジェクトのタスクを割り当てますので、各自で進捗を管理し、最終目標に向けて進めさせていただきます。」

使うときの注意点

謙虚さと自信のバランス

「進めさせていただきます」は、謙虚な態度を示す表現ですが、同時に自信と責任感も伝えることが重要です。自分の能力や取り組む意志を示し、信頼を得るために、自信を持って表現することが求められます。

適切なタイミングで使用する

「進めさせていただきます」は、実際に進行や進捗を管理・推進する責任を持つ場合に使用されます。確定的な予定や指示を受けた後、進行を報告する際や業務の進行状況を伝える際に使用します。ただし、まだ確定的な進捗や指示がない場合や、他の人との調整が必要な場合には使わないようにしましょう。

誠実な実行を心掛ける

「進めさせていただきます」と表明する場合、その後の実行が求められます。約束通りに進行を進め、責任を果たすことが重要です。他の関係者やチームメンバーとの協力やコミュニケーションを大切にし、誠実な実行を心掛けましょう。

「進めさせていただきます」を使った例文

以下に「進めさせていただきます」を使ったビジネスの例文をいくつかご紹介します。

上司への報告とは?

「ご指示いただいた新規プロジェクトについて、引き続き進行を担当させていただきます。タスクの割り当てとスケジュールの調整を行い、プロジェクトを成功に導くため全力で取り組みます。」

チームメンバーへの連絡とは?

「新製品の開発について、各メンバーにタスクの割り当てと進捗管理を依頼します。皆さんの協力のもとでプロジェクトを進めさせていただきますので、お力添えをお願いいたします。」

パートナーへの連絡とは?

「弊社の提案書にご賛同いただき、誠にありがとうございます。今後はプロジェクトを具体化し、共に進めさせていただきます。進捗や調整に関しては、適宜ご連絡いたしますので、よろしくお願いいたします。」

顧客への連絡とは?

「お問い合わせいただいた製品の開発について、大変興味深く承知いたしました。ご期待に添えるよう、熱心に進めさせていただきます。詳細や進捗に関しては、随時ご連絡させていただきますので、ご了承ください。」

これらの例文では、「進めさせていただきます」という表現を使いながら、自分が責任を持ち、進行や業務を進める意志を伝えています。相手に対して敬意を示し、自身の責任感と取り組む姿勢を表現しています。具体的な業務やプロジェクトに合わせて、適切な内容を伝えるようにしましょう。

「進めさせていただきます」の類語や敬語での言いかえ

「進めさせていただきます」の類語や敬語での言い換えをいくつかご紹介します。

類語とは?

「進行いたします」
「推進させていただきます」
「担当いたします」
「責任を持って進めます」

敬語での言い換え

「進めさせていただきます」→「進行いたします」とお伝えします。
「進めさせていただきます」→「推進させていただきます」と申し上げます。
「進めさせていただきます」→「担当させていただきます」と存じます。
これらの表現は、「進めさせていただきます」と同様に、自分が責任を持って業務やプロジェクトを進行・推進する意志を表現するための言い換えです。ビジネスの場で敬意を示すために敬語を使う場合にも適切な表現となります。相手や状況に応じて適切な表現を選ぶようにしましょう。

「進めさせていただきます」の返答や返信例

以下に、「進めさせていただきます」に対する返答や返信の例文をいくつかご紹介します。

上司からの許可に対する返答

上司: 「このプロジェクトを担当させてもらえますか?」
あなた: 「はい、承知しました。ありがとうございます。このプロジェクトの推進を担当させていただきます。進捗報告や調整については定期的に連絡いたします。」

チームメンバーへの連絡に対する返答

あなた: 「新しいタスクを割り当てますので、各自で進捗管理をお願いします。」
チームメンバー: 「了解しました。」
あなた: 「ありがとうございます。各自が担当したタスクの進行状況や調整があれば、適宜連絡してください。一緒にプロジェクトを進めさせていただきます。」

パートナーへの連絡に対する返信。

パートナー: 「提案書に同意いたします。進行についてはどのようにしますか?」
あなた: 「ご賛同いただき、ありがとうございます。詳細な進行については、改めて打ち合わせを行いたいと思います。調整については、引き続き連絡させていただきます。パートナーと協力してプロジェクトを進めさせていただきます。」

これらの例文では、「進めさせていただきます」という表現に対する返答や返信の例を示しています。相手に対して感謝の意を示しつつ、自分が責任を持って進行や業務を進めることを伝えるようになっています。具体的な業務やプロジェクトに合わせて、適切な内容を伝えるようにしましょう。

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